日経新聞で紹介された本

日経 朝夕刊の記事やエッセイなどで取上げられた読むべき本を紹介

 日経新聞・朝夕刊の記事やエッセイ等で取上げられた本(広告・宣伝本を除く)を紹介しております。
 併せて簡単な本の解説と関連本も紹介。識者などに取上げられた本だけあって、どの本にも想いがこもっている良本揃いです。

目利きが選ぶ3冊 2017年11月16日

目利きが選ぶ3冊

文芸評論家
縄田 一男氏

(解説)武将の初陣 読み応え十分

 出っ歯の透きっ歯で極端な縮れ毛―。上杉家当主・景勝の前に現れた真田家の人質・弁丸(後の幸村)は大変な醜男であった。(ドラマなどで描かれる幸村は得てして二枚目の俳優さんが演じてますけどね。草刈正雄さんかっこよかったなぁ。私見)

その上、美男の兄・源三郎(後の信之)では気に入らないだろうと言い放つ。
景勝と跡目を争った義兄弟・三郎景虎が美男で名高かったからだ。
手討ちになるかと思いきや、その明るい人柄で気難しい景勝に気に入られる。秀吉の出陣命令にも、時勢を読んだ的確な助言をし、武将としての厚い信頼も得る。
上杉家中での存在感を増していく中、弁丸は父の名代として秀吉に謁見することになるが…。

真田幸村を描いた「ぶさいく弁丸」他、自ら作った薬で家臣団との絆を強めた徳川家康、高貴な身分と偽った豊臣秀吉、北条早雲、武田信玄、上杉謙信、織田信長ら、天下に名を轟かせた七武将の知られざる“初陣”を鮮やかに描く!(Amazonより引用)


(解説)吉川英治文学賞受賞作「悪道」のシリーズ全5巻の完結編。

 伊賀忍者の末裔・流英次郎率いる一統は、徳川綱吉の死を秘し、その座にある当代影将軍に仕え、隠密の護衛役を務めている。
その影将軍が後代家宣に将軍職を譲ることを決意。
すると、それをきっかけに、幕閣、大奥、さらには徳川親藩の思惑と野心が交錯する、血なまぐさい抗争が勃発した。
英次郎ら一統は、闇の世界で刺客らと刃を交えつつ、陰謀の全容を暴く。(Amazonより引用)


(解説)狂瀾怒涛の幕末の京都に、美貌の剣鬼がいた。

 その名は椿。

 天性の人斬りである椿は、幼馴染みの禿・小菊と共に遊廓で育った。
育ての親で、遊廓の楼主の為右衛門には、別の顔があった。
朝廷の威光と遊廓の資金力を元に、倒幕を企て、椿を利用していたのだ。

一方、対立する新撰組も、椿を味方に引き込もうと画策していた…。

暗闘が繰り広げられる中、椿の必殺剣が冴えわたる。驚異の新鋭が贈る、剣戟と色欲に満ちた新シリーズ!(Amazonより引用)


東急ハンズのネット通販「楽天市場店」です!



ファンタジー評論家
小谷 真理氏

(解説)当時の熱気を見事に再現

 かつて『奇想天外』という雑誌があった。

 21世紀の今、ジャンルの多様化・メディア(DVDやらゲームやら)の多様化によって、評価の視野が狭くなり創作物の真価が見えにくくなっている状況がある。

 ネット検索で知識取得には便利になった一方で、ユーザーは自分好みの井戸に潜り込み、狭い世界で満足しきっている。 読書界が、もっと破天荒に、奇想天外たらんことを祈念して――読書子よ、ジャンルの井戸から這い出せ、豊穣の大海原にインターネットの投網を打て、そこにはきっと、あなた好みの奇想天外・奇怪至極な深海魚が掛かってくるはずだから。

 本書は、70~80年代に発刊された雑誌『奇想天外』が、21世紀の今発刊されるとしたら、こういう小説や企画記事が載っていただろうという想定の元に編纂したものである。(Amazonより引用)


(解説)弱者排除主義や社会的怨嗟を動機とした犯罪が多発する、階級制が顕在化した近未来―。

 日常生活で使用されているパワーローダーによる無差別殺人が発生、鎮圧に向かった警察や軍隊のパワードスーツも暴走し互いに殺し合いを始めた…。

 世界同時多発でネット環境が破壊され、電子データが蒸発、金融システムも崩壊した。これは人類滅亡の予兆なのか?

 人類を破滅に導こうとしている敵は、“地球の意思”そのものなのか?SF界の第一人者が世に問う黙示録的大長編小説!(Amazonより引用)


(解説)近未来英国、フリーカメラマンのティボー・タラントは、トルコのアナトリアで反政府主義者の襲撃により最愛の妻メラニーを失ってしまう。

 住まいであるロンドンに帰るため、海外救援局に護送されるタラントだったが、道中悪夢のごとき不確実な事象が頻発する。
彼の現実は次第に歪みはじめ、さまざまな時代を生きる違う男の人生に侵食されていく。
第一次世界大戦中、秘密任務を負うことになった手品師、女性パイロットに恋するイギリス空軍の整備兵、夢幻諸島で名をあげんとする奇術師…。

語り/騙りの名手プリーストがこれまでの自作のモチーフを美しいパッチワークのごとくつなぎあわせ、めくるめく世界を生み出した集大成的作品。(Amazonより引用)


ワイン通販 エノテカ楽天市場店
シャトー蔵出しダイレクト便!エノテカは生産者とお客様をつなぎます。



スポーツライター
藤島 大氏

(解説)一面的な潔癖性への異議

ドーピングは悪なのか?

 「スポーツ精神」がその根拠とされるが、ドーピングは競争・向上をめざす近代スポーツが生み出した必然ではないのか。

ドーピング撲滅運動の問題性を指摘し、スポーツと社会のあり方を根底から問いなおす、関係者必読の書。日本の現状に合わせた訳者解説を付す。(Amazonより引用)


(解説)年俸5億3000万円から月給10万円台まで
メジャー51勝の男が14球団で味わった夢と現実

 メジャーリーグ、日本のプロ野球、マイナーリーグ、日米の独立リーグなど、あらゆるステージを経験した著者だからわかる、メディアが「夢」と表現するプロ野球の現実を、「お金と契約」という最もリアルなもので明かす一冊。

第1章 入団から若手時代まで。メジャーと日本のプロ野球の違い
第2章 マイナーからメジャーへ。驚きのアメリカンドリーム
第3章 年俸100倍以上から3億減へ。メジャーの究極の交渉
第4章 メジャー生き残りをかけた極限のサバイバル
第5章 月給10万円台!? 再起を目指すマイナー&独立リーグの世界
第6章 最後のチャンスをつかみ取れ。トライアウト&マイナーキャンプ
(Amazonより引用)


(解説)1964年(昭和39年)の東京オリンピックから現在まで、日本人は何を求め、何に苦しみ、何に喜びながら走り続けてきたのか?

円谷幸吉、君原健二、瀬古利彦、中山竹通、小出義雄、金哲彦、大胡光次範、有森裕子、高橋尚子、スポーツ中継を担当するテレビ会社社員。そして、伝説のコーチであるセラティ。

アスリートたちの肉声を伝える、スポーツ・ルポルタージュ。

マラソンを通じて見えてくる、新しい日本人論。(Amazonより引用)

目利きが選ぶ3冊 2017年11月9日

目利きが選ぶ3冊

文芸評論家
北上 次郎氏

(解説)夫とっちめにいく女の友情

 子供はいなくて、しかも夫と別居中で、ちょっと前まで契約社員で、今は職を探している弓子39歳。

 男とすぐに付き合ってしまうけれど、二股はかけない、不倫はしない、独身で休職中の楓41歳。

ひょんなことから弓子の逃げた夫を探す、不惑女二人の旅路。(Amazonより引用)


(解説)“神戸発釜山行き、豪華客船レインボー号で行く魅惑のショートクルーズ”―五日間の休暇がとれた銀座第一消防署の消防士・神谷夏美と柳雅代は、贅沢な船旅を張り込んだ。
全長三百メートル、十一階建ての威容に圧倒されるも、非常設備の不備や通路の狭さなどに不安を覚える。

 一方、船長の山野辺は、経営難の会社から、種子島にカジノを誘致する計画の第一人者・民自党の石倉代議士を接待し、新航路を獲得するよう厳命されていた。
山野辺は、支援者のために洋上で花火を打ち上げたいという石倉の希望に添うべく種子島沖へ航路を変更。

だが、数時間後、異音と共に排水が逆流し船が傾斜。その上、南洋にあった巨大台風が大きく進路を変え、後方に迫り始めていた…。

21世紀の『ポセイドン・アドベンチャー』、ここに誕生!(Amazonより引用)


(解説)幕末の沖縄を生きた空手家・松茂良興作。

 一度見た「手」をほぼ記憶するという特異な才能を備えた彼は、刀を振るう薩摩藩士に手ぬぐいで立ち向かうなど、数々の武勇伝を持ち泊手の達人へと成長する。

 やがて明治維新の荒波が沖縄を襲い、琉球王国がヤマトに消滅させられると、興作は反ヤマト派の活動を始めるが―。

空手の真髄と沖縄のあるべき姿を追い求めた男の、波瀾の一代記!(Amazonより引用)

コーヒー紅茶専門店 Beans&Leaf


評論家
速水 健朗氏

(解説)自称「B級ミュージシャン

ムッシュかまやつとはなんだったのか?

そのエッジィな魅力を多面的に探る愛のある文化論

 惜しまれつつ、最高の歌と、忘れられない面影を残した大スター、ムッシュかまやつ。

 カッコいい、凄い、とがっている……等、数多くの形容詞で評されつつも、多くの人にはその実態がつかみきれないはずだ。

それもそのはず、ムッシュは常に時代の先端(エッジ)にいた。

その活動の本態と真価を描き出すのが本書。
著者は、GS評論家の第一人者であり、ムッシュに数多くのインタビューを行った中村俊夫と、公私にわたり数多くの接触を持ったサエキけんぞう。

 二人が系統的で完璧なデータベースを背景にしながら、ムッシュのエッジィであり続けた才能の軌跡を、面白く納得できるエピソードのコラムの集合体で綴る。

唯一無二のアーティスト、ムッシュかまやつを多面的に分析した愛のある文化論。(Amazonより引用)


カーデザインは未来を描く
★★★★
根津 孝太
PLANETS
2017-10-07


(解説)業界の錚々たるメンバーが大推薦! 

大河原邦男(メカニックデザイナー)
奥平総一郎(ダイハツ工業・代表取締役社長)
片山右京(元F1ドライバー)
孫泰蔵(連続起業家)

21世紀に必要なのは「もっと遅い自動車」だ。

AI、シェア、自動運転――。
大変革のなか、車社会はどこへ向かうのか。

気鋭のカーデザイナーが、自動車の過去を紐解き、未来を解き明かす。

起業家やビジネスマン、デザインに興味がある人、そしてもちろん車好きの方にもオススメの一冊だ。(Amazonより引用)


(解説)なぜ、私だけ?――
女性の社会進出と現代の台所事情を考える料理論。

 「昔から苦手」「とにかく時間がない」……それでも家族のために気力を奮い立たせて、毎日台所に立つ女性たち。一体、どうすれば料理への苦手意識を克服できるのか?

 その歴史をひもとき、「スープの底力」「楽しい保存食」「便利な常備菜」といった先人の豊かな知恵に今こそ学ぼう。
女性の社会進出と現代の台所事情、「一汁一菜」より大切なこと、料理がつなぐ人間関係など、好きな人も苦手な人もあらためて考える料理論。(Amazonより引用)

コーヒー通販のブルックスです


サイエンス作家
竹内 薫氏

(解説)科学的に解く過去と現在

ぐずぐず言わずに考えろ! ――知の力で社会を変える 

 「反知性主義」が幅をきかせる時代において,私たちがきちんと考え,将来を語り合うために――。

気鋭の社会科学者が,日本社会を12のキーワードから解きほぐし,未来への方向性を示す。

いまの社会に違和感を抱くすべての人のための,考えるヒントがつまった社会科学入門! (Amazonより引用)


(解説)第二次世界大戦中に対空兵器研究において大きく浮上した計算機科学。

そのなかで数学者ノーバート・ウィーナーによって、人間と機械(マシン)を統合する理論「サイバネティクス」は誕生した。

サイバネティクスは現実世界でのイノベーションを通じて、同時代人の想像力に多大なる刺激を与え、人間の能力の限界を超える「サイボーグ」や、自由で開かれた「サイバースペース」の夢を生み出した。

しかし一方でそれは、ロボットの反乱や、監視社会の到来、サイバー戦争・テロの可能性といった恐怖をもたらすことにもなる――。

近未来におけるユートピアの希望とディストピアの不安にたえず揺れ動いてきた「サイバネティクス神話」の思想や文化の系譜を、最新資料や関係者へのインタビューなども交えながら鮮やかに活写する。(Amazonより引用)


(解説)本書では遺伝子組換え研究の幕開けから、クローン動物の作製、体外受精の成功など今に至るまでの技術の進歩と、そこでなされてきた議論の記述に加えて、CRISPR-Cas9の発明者を含む多くの科学者へのインタビューを掲載。

 さらに優生学、映画や小説のような社会・文化的な側面からもデザイナー・ベビーについて考察しており、迫りくる未来を考えるために必読の一冊である。(Amazonより引用)

おススメ映画館

ガタカ [SPE BEST] [Blu-ray]
イーサン・ホーク
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2015-12-25




ガタカ [SPE BEST] [DVD]
イーサン・ホーク
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2014-12-19


目利きが選ぶ3冊 2017年11月2日

目利きが選ぶ3冊

評論家
野崎 六助氏

(解説)強引な設定 奇怪な後味

 ピアノ調律師の一藤麻衣子には、秘密があった。

 愛媛の山奥にある七富利村で過ごした少女時代、村がダムに沈む直前の村長であった伯父日出夫の無惨な死体を、麻衣子は目撃したのだ。

その肩には、くっきりと十字の印が焼きついていた…。

それは村人が噂する隠れキリシタンの祟りなのか?

深い水底に沈んだ村から二転三転して真実が浮かび上がる、戦慄のミステリ。(Amazonより引用)


(解説)風力発電施設建設会社のビルの中で、夜警の死体が見つかった。ビルには何者かが不法侵入した形跡が。奇妙なことに、社長室の机の上になぜかハムスターの死骸が残されていた。一体何を意味しているのか?

 風力発電の利権にからむ容疑者が次々と浮かびあがり、さらに第二の殺人が。

 再生可能エネルギーにかかわる国家的犯罪なのか。人々の欲望と巨大な陰謀にのみ込まれる刑事オリヴァーとピア。
ドイツNO.1警察小説シリーズ最新作!(Amazonより引用)


(解説)東京五輪プレマラソンで、自爆テロが発生。

 現場では新開発の人工血液が輸血に使われ、消防士の向井圭吾も多くの人命を救った。

しかし同日、人工血液が開発された病院で圭吾の妹が急死する。

医師らの説明に納得いかず死の真相を追い始めた矢先、輸血された患者たちも圭吾の前で次々と変死していく――。

胸に迫る、慟哭必至の医療ミステリ。(Amazonより引用)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Nintendo Switch Joy-Con(L) ネオンブルー/(R) ネオンレッド
価格:32378円(税込、送料無料) (2017/11/8時点)


福山大学教授
中沢 孝夫氏

(解説)意思と勇気で得た暮らし

「明るい老後」はどこにある?

日本の「しがらみ」から離れ、海外で「第2の人生」を謳歌する人々の物語をご紹介します。

人生の最後には、楽園が待っていた――。

老後といえば暗い話ばかりが聞こえてくる昨今だが、
本書で紹介するのは、しがらみから離れ、海外で第2の人生を謳歌する人々の物語。

フィリピンで17歳の花嫁と結ばれた元銀行マン、マレーシアの浜辺で暮らす元大学教授夫妻、地中海に住みついた元テレビマン……。

きっかけは、何も試さないで老後を迎えることへの軽い疑問だった。

豊かな定年後」のためのヒントがここに。(Amazonより引用)


(解説)中国をいかに封じ込めるか―

 それはトランプ政権の最優先課題となっています。

世界の技術、市場、資本のただ乗り「フリー・ライド」によって目を見張る成長を遂げた中国は、アメリカによってこのフリー・ライドを禁止され、成長が期待できなくなるでしょう。
こうして、フリー・ライドを前提とした中国経済とそのビジネスモデルは一気に機能を停止し、経済成長が止まる「中進国の罠」に陥ることは確実です。

現代版シルクロードである一帯一路構想、海のシルクロードである真珠の首飾り戦略、AIIB(アジアインフラ投資銀行)などは、歴史上の大言壮語として記録されることになるでしょう。

こうした環境のもと、日本には、歴史的な追い風が吹いてきます。(Amazonより引用)


(解説)全世界を驚かせた2016年6月の英国国民投票でのEU離脱派の勝利。

海外では「下層に広がった醜い排外主義の現れ」とする報道が多かったが、英国国内では「1945年以来のピープル(労働者階級)の革命」と評す向きも多かった。
それは、なぜなのか?

世界で最初に産業革命を経験し、最初に労働運動が始まった国イギリス。

そこでは労働者たちこそが民主主義を守ってきた。

ブレグジットは、グローバル主義と緊縮財政により社会のアウトサイダーにされつつある彼らが投じた怒りの礫だったのだ――。

 英国在住、「地べたからのリポート」を得意とするライター兼保育士が、労働者階級のど真ん中から、「いつまでも黙って我慢しない」彼らの現状とそのスピリットの源流を、生の声を交えながら伝える。(Amazonより引用)



批評家
陣野 俊史氏

(解説)まだ続く達人たちの言い訳

関連本



(解説)戦争に翻弄されつつも、数奇な運命に導かれ、鮮やかに輝いた青春があった――

 東京大空襲からわずか三週間後の昭和二十年四月一日。
上京した十四歳の美代子は、新宿の看護婦養成所に入学した。

「お国のために働きたい」と勉学に励む美代子だったが、激化する空襲に、現場はたちまち野戦病院と化していく。

同じ頃、二十三歳の隆作は、通信兵として大陸を転戦していた。
だが、壮絶な行軍の末、体調に異変を来してしまう……。(Amazonより引用)


(解説)混血性という言葉を符牒としてではなく、根源的に問い詰める大きな仕事。
この本の中に閉じ込められた膨大な知識と、気の遠くなるような移動に刮目する。(記事抜粋)


目利きが選ぶ3冊 2017年10月26日

目利きが選ぶ3冊

文芸評論家
縄田 一男氏

鳳凰の船

鳳凰の船

  • 作者:浮穴 みみ
  • 出版社:双葉社
  • 発売日: 2017-08-17

(解説)開化期の函館描く群像劇

 箱館にて、かつて洋式帆船造りの名匠と謳われた船大工の続豊治。

だがある不運から、豊治は一介の仏壇師として20年余りを過ごしていた。

そんな豊治を伊豆の船匠・上田寅吉が訪ねる。寅吉との対話により、

齢七十を過ぎた豊治の胸に船造りに賭ける熱い想いが再燃する――表題作。

江戸の名残が色濃い、明治初期の函館を舞台に描く五編。(Amazonより引用)


蘇る鬼平犯科帳―池波正太郎と七人の作家
★★★★★
逢坂剛
文藝春秋
2017-10-01


(解説)本家・池波の鬼平から、現在、自身の鬼平を書き継いでいる逢坂剛、

鬼平の最後の秘め事を描いた諸田玲子、

卓越した小説作法を見せた土橋章宏らの夢の競作(紙面より抜粋)


(解説)いつの世も変わらぬ人の情を哀しみと慈しみの中に描きだすシリーズ最終巻!

 身重のおよしが突然、猫字屋に戻ってきたとおもったら、旦那の藤吉が突然店の金を持って失踪したという。およしに惚れ込んでいたはずの藤吉がなぜ?

喜三次は、藤吉を訪ね歩いて、川崎宿まではるばる足を向けたが、そこで意外な内実を知る。

生さぬ仲の子を我が子のように愛おしむ者がいるとおもえば、血の繋がった子どもを捨てる母もいる。

いつの世も変わらぬ人の情を、哀しみと慈しみに満ちた筆で描きだす、シリーズ最終巻。(Amazonより引用)


アメカ屋楽天市場店です


ファンタジー評論家
小谷 真理氏

(解説)美少女の大立ち回り活劇

 飛行船が行き交い、甲冑型の蒸気機械が闊歩する港町ラピッド・シティ。

ゴールドラッシュに沸くこの町で、カレンは高級娼館で働いている。

そこへある晩、少女プリヤが逃げこんできた。

プリヤに一目ぼれしたカレンは彼女を守ろうとするが、立ちはだかるのは怪しげな機械を操る町の有力者。さらには娼婦を狙う連続殺人鬼の影も……。

カレンは蒸気駆動の甲冑機械を身にまとって立ち向かう!

ヒューゴー賞作家が放つ傑作冒険SF。(Amazonより引用)


(解説)江戸時代、さる大名家で起こった父殺し事件の真相をめぐるミステリ。

時代小説、サイコホラーを組み合わせた絢爛たる宮部エンターテインメントの極致(紙面より抜粋)


(解説)人に災いを為すものを祓う蘆野原の一族。

 大きな戦争の後、長筋の正也の姉は行方不明になり、一族の者しか入れない蘆野原の郷への入口も閉ざされてしまった。

 正也は、親戚の知水とその母と一緒に暮らしながら、周りで起きる災いを祓いつつ、姉と蘆野原の入口を捜していた。

 ある日、手がかりを求めて行った寺で出会った少女が、突然猫の姿になって……。

大好評『猫と妻と暮らす』の続篇が、ついに刊行! (Amazonより引用)


ホームセンターコーナンの通販


スポーツライター
藤島 大氏


(解説)ラグビー平尾 等身大の晩年

 2010年、雑誌の対談で初めて出会った二人は急速に仲良くなり、やがて親友と呼べる関係になった。出会ったときはすでに40半ばを過ぎ、二人とも超のつく有名人。

 でも、そんなことは一切関係なく、ただ気のあう男同士として酒を酌み交わし、家族ぐるみで食事を重ねた。

こんな関係がずっと続けばいいーー。

 お互い口に出さずともそう思っていた矢先、友・平尾誠二に癌が宣告される。山中伸弥は医師として治療法や病院探しに奔走。
体調は一進一退を繰り返すが、どんなときも平尾は「先生を信じると決めたんや」と語る。

そして、永遠の別れ。山中は「助けてあげられなくてごめんなさい」と涙を流した。

大人の男たちの間に生まれた、知られざる友情の物語。(Amazonより引用)

※今年最も「感涙」した一冊です。★5つ。


(解説)ボールを動かさないで自分が動くこと。

バッティング練習時の守備では一球毎に必ずスタートを切ること。

バッティング練習時の捕手は打者が見逃したボールを必ず教えること。

眼の位置が動かないバッティングフォームをつくること。

眼を閉じるな。

野球技術上達のための五箇条

高校時代の良き監督(指導者)古角俊郎。「古角イズム」継承の書。(Amazonより引用)


(解説)ひとつもウソがない。

元サッカー日本代表で現役選手兼コーチは実感と論理を鮮やかに言語化する。

「負けず嫌い」の「劣等感」が観察眼を磨いたのだ。(紙面より抜粋)



 ※何卒クリック 1回お願いします  
 

目利きが選ぶ3冊 2017年10月19日

目利きが選ぶ3冊

文芸評論家
北上 次郎氏


(解説)組織で働く苦悩と喜び

 北斗造船人事部の雄平は、工学部で機械工学を専攻し、大学院を卒業したのにも関わらず、最初に配属されたのは営業部だった。

どうして営業に回され、次は人事部なのか、戸惑う雄平だったが…… 「海に出る」。

造船会社を舞台ににした群像小説の傑作!(Amazonより引用)


(解説)親の病気や生活苦、失踪、虐待や育児放棄など様々な理由で実親と暮らせないゼロ歳から二歳までの子どもたちが生活する乳児院・双葉ハウス。

 ここでは、赤ちゃん一人ひとりの担当療育者を決めている。

 赤ちゃんに絶対的な安心感を与える“特別な大人”を、双葉ハウスでは“マザー”と呼び、赤ちゃんとマザーは擬似的な親子関係を築いていく。
しかし、赤ちゃんが二歳を迎える前にその親子関係は終わることになる―子どもが物心つく前に。

 双葉ハウスに勤める島本温子は、保育士歴十二年。最初に担当した多喜が不幸になっているのではと思った温子はある行動に出る…。

乳児院で奮闘する保育士を描く、あふれる愛の物語。(Amazonより引用)


(解説)「イメージコンサルタント」に関わる4人の女たち、それぞれの事情とは?

純代の場合――娘から「参観日にお母さんが一番ダサかった」と言われ……
あかねの場合――不倫相手の「私服がかっこ悪い」のが許せない……
美波の場合――自分がこんなかわいらしい服を着てもいいのだろうか……
繭子の事情――的確なアドバイスを下す彼女の抱える問題とは……

 あなたの第一印象、そのままでいいですか? 本当に似合う色、服、髪型などを提案し、「見た目」を変えるイメージコンサルタント・御手洗繭子。

ほんのちょっとの気づきと心構えで、人生は変わっていくもの。彼女のアドバイスを受けた人々の外見と内面の変化とは? そして繭子自身が抱える秘密と事情が……。

「きれいになりたい」「自分らしくありたい」と思う女性たちの心理を、鋭くかつ細やかに描く、連作小説集。(Amazonより引用)



評論家
速水 健朗氏


(解説)小説の虚構解体した神 分析

筒井康隆よりも筒井康隆を知るための、最強の入門書!

 現代日本文学が生んだ最重要にして最強の作家・筒井康隆

 日本SF第一世代に属したのち、中間小説に進出してその最盛期を支え、さらには燦然と輝くジュブナイルの金字塔をうちてた、小説のジャンルとスタイルのあくなき改革者――

 そんな怪物的巨人の作品世界をトータルに把握することは困難を極めます。

 本書はその難題に、筒井本人をして「わし以上にわしのことを知っている」と言わしめた佐々木敦が、デビュー作「お助け」から最新作まで、綺羅星の如き作品群を愚直にレビューすることで回答を試みます。

キーワードは「筒井康隆は二人いる」。

さあ、半世紀以上に及ぶ巨人のキャリアを辿り直し、新たな筒井康隆像を探す旅に出ましょう。(Amazonより引用)



(解説)1892年にアメリカで発明されたトラクターは、直接土を耕す苦役から人類を解放し、穀物の大量生産を可能にした。

 文明のシンボルともなったトラクターは、アメリカでは量産によって、ソ連・ナチ・ドイツ、中国では国策によって広まり、世界中に普及する。

だが、化学肥料の使用、土地の圧縮、多額のローンなど新たな問題を生み出す。

本書は、一つの農業用の"機械"が、人類に何をもたらしたのか、日本での特異な発展にも触れながら、農民、国家、社会を通して描く。(Amazonより引用)


(解説)「有名になって見返したい」「なんとなくの好奇心」から踏み入れた世界―。

承認されたいアイドル平均21.6歳と認知されたいファン平均35.4歳。

互いに深く求め合う「欲求」依存。
本気でアイドルと結婚したい「ガチ恋ファン」。
ライブ会場で発生するホモソーシャル。
グラビア→AV、枕営業のリアル…。

膨張する地下アイドルシーンの実態。(Amazonより引用)




サイエンス作家
竹内 薫氏


(解説)ディープな知識を一冊

この知識が、あなたの「身」を守ります! 

「観測史上1位」「記録的」がめずらしくなくなった最近の日本の気象現象。

 災害が身近に迫った時、警報・注意情報・避難情報への的確な対処が求められるが、それには気象に関する最低限の知識が不可欠である。

 本書は天気図の見方、雨・雪・風などのしくみ、実は謎が多い日本の気象、現在も解明が続く異常気象など、天気・気象現象を解き明かすものである。

 著者の森朗氏は、TBS「ひるおび! 」でおなじみの気象予報士。

テレビで見かける温和な語り口で、自然現象のおもしろさも感じられるよう、わかりやすく説明する。(Amazonより引用)


(解説)バザールでござーる、だんご3兄弟、ピタゴラスイッチ、0655……。 30年間、表現と教育の分野で、「伝える」方法を追究し続けてきた著者。

そのマイルストーンとなる1冊。

50数点の作品と解説エッセイで、「分かる」ことの喜び、楽しみを体感する本。「分かる」とは、人生が広がることだと実感できます。(Amazonより引用)

奇才!佐藤 雅彦作品

プチ哲学 (中公文庫)
佐藤 雅彦
中央公論新社
2004-03-01






考えの整頓
佐藤雅彦
暮しの手帖社
2011-11-01




(解説)人はいかにして既成概念を破り、生きるのか

 それまでの世界観をくつがえす相対性理論を提唱した天才科学者、アインシュタイン。

 苦労人で自由人、「ユーモラスなオッサン」でもあり、その言葉は今も、勇気や発見を与えてくれます。

 彼が当時、何を見、どう考えて相対性理論にたどり着き、そして周りの人々にどのようにかかわって生きたのか?

それらをまとめて知るための、欲張りな一冊です。(Amazonより引用)


 ※何卒クリック 1回お願いします  
 







Amazonライブリンク